柏皮フ科の解体に思う

5月初旬、ついに対面の柏皮フ科の取り壊しが始まりました。

もう本当に何も無くなるのだという現実を目の当たりにしています。

祖父が亡くなった頃、私は、初期臨床研修医を終え、ようやく皮膚科に入局してまだ数年でした。

「間に合わなかった…」という思いとともに、残された紙カルテをこちら(ヤマ・クリニック)へ移し、大学での勤務と並行して土曜午前中、週一回のほそぼそとした皮膚科診療を始めました。

あれから10年以上経ちます。

「ここに通って40年になります」「親も自分も子供もお世話になってます」そんな声に支えられています。

新芽が出てから古い葉が落ちる柏の葉のように、一つの時代の幕切れは次の時代の幕開けです。

今年4月からは土曜以外にも毎日、診療できる体制となりました。これからも、とぎれることなく毎日診療していきます。

どうぞよろしくお願いします。

5月吉日