あせもの対策と対処法 - 暑い季節の皮膚トラブル①
関東も11日に梅雨入りしました ☔
でも、お天気のよい日は、最高気温30 ℃台です😲
急な真夏のような暑さに、カラダはまだ慣れていないため、体調を崩しやすいと思います。
こまめな水分補給をして、熱中症対策もどうぞお忘れなく!
さて、この気温の上昇とともに、さまざまな皮膚トラブルが起きることがあります。
今回は「あせも」のお話をしたいと思います。
○あせもの対策と対処法○
「あせも(汗疹)」とは
高温多湿や体温上昇による多量の汗によって、皮膚にある汗の通り道や出口が詰まります。
すると、汗が身体の外に排出されず、周辺組織を刺激するため、「あせも」ができます。
頭、ひたい、くび、脇や肘の内側、おしりなど、汗をかきやすく、乾きにくい場所に症状が出やすいです。
対策としては
- 体温調節のしやすい通気性の良い衣類を着る
- 気温がとくに高くなる10時から14時の間の戸外の外出は控える
これは、熱中症対策にもなりますよ!🌞
また、汗をかいてしまった後の対処法としては、
- 汗をかいたままにせず、こまめに拭き取る
- 汗をかいた衣類をこまめに取り替える(特にオムツや肌着など)
- 帰宅後はすぐにシャワーでしっかり汗を流し、乾いたタオルで十分に拭き取ってから、服を着る
などが挙げられます。
あせもができて、どうしても痒くて、掻きむしってしまうと、そこから「とびひ」を起こすなど、更に悪化してしまうことがあります。
かゆみでお困りのかたは、速やかに皮ふ科にご相談ください。
次回は暑い季節の皮膚トラブル②、お子さまに多い「みずいぼ」や「とびひ」のお話しをしたいと思います!