お子さまに多い「みずいぼ」-暑い季節の皮膚トラブル②

保育園や幼稚園、小学校などはプールが始まる時期ですね。

すでにプールが始まっている施設が多いでしょうか。

例年、皮膚科では、お子さんの「みずいぼ」「とびひ」のご相談がふえる季節です。

 

「みずいぼ」はどんなもの?

みずいぼ(伝染性軟属腫)とは、7歳以下のお子さんに多い、ウイルスが原因で起きる皮膚の感染症です。

1-5mm程度の水っぽい光沢がある、いぼ状にでっぱったできものなので「みずいぼ」とよばれます。

中央がくぼんで、白い塊があり、この中にウイルスが多く含まれています。

掻き壊すことで、中身が出て、周囲に広がってしまうことがあります。

胸、お腹、脇の下など、皮膚がうすいところや、擦れやすいところによくできます。

専用のピンセットで「みずいぼ」を摘み取るなどの治療を行います。

当院では、摘み取る際の痛みを和らげる目的で、麻酔のテープを患部に貼付してから施術を行っております。

 

「みずいぼ」は取らないといけないの?

「みずいぼ」は自然に治りますが、早くても6か月、長い場合には5年と、時間がかかります。

自然に治るまでの時間は、個人差があります。

どのくらいで治るか、予測が難しいのです。

その間に、他の場所にうつったり、他の人にうつしたりすることがあります。

また、かゆみを伴うことがあり、掻き壊すことで「とびひ」など他の皮膚の感染症にかかることがあります。

アトピー性皮膚炎のお子さんは、掻き壊すことで皮膚炎の症状がひどくなってしまうことがあります。

治療に痛みを伴うため、少し様子をみているうちに、数が増えてしまう場合もあります😢

そのため「みずいぼ」は数が少ないうちに取っておいた方がよいというのが、私の考えです。

 

プールに入っても良いの?

プールの水ではうつらないため、入っても構いません。

ただし、お互いの皮膚の接触でうつる機会が増えるため、注意が必要です。

保育園や幼稚園、学校のルールがある場合はそちらに従ってください。

対策としては

  • 水着やタオル、水泳用具(浮き輪、ビート板など)は共用しない
  • プールの後はよくシャワーで洗い流す
  • 水着で覆われていない「みずいぼ」は、水をはじくタイプの絆創膏で覆っておく
  • できるだけ「みずいぼ」を治してからプールに入る

が挙げられます。

お役に立てば幸いです。

さて、先日植えた、プチトマトの芽がでてきました!