秋の予防対策 ~乾燥対策その1~

こんにちは、柏市明原ヤマ・クリニック、皮膚科医の甲斐やよいです。

すっかり秋も深まり、気温もぐっと寒くなってきました。

今回は皮膚科の乾燥予防のお話をしていきたいと思います。

気温とともに、湿度も下がってくると、皮膚の水分や皮脂が失われ、光沢がなくなり、ガサガサしてきます。

いわゆる乾燥肌ですね。

医学的には「皮脂欠乏症(ひしけつぼうしょう)」や「乾皮症(かんぴしょう)」という病名になります。

皮膚は本来からだの水分を保ち、外界からのさまざまな刺激からからだを守るという働きを持っていますが、

乾燥肌はこの皮膚のバリア機能が失われた状態になってしまい、痒みが出やすく、引っ掻くことで湿疹ができます。

乾燥は、全身どこにでもできますが、とくに背中・腕・すね、などに強くでます。

お肌の乾燥を予防することが大切です。

具体的には、

・室内の湿度を保ちましょう。加湿器をご使用の場合は50-60%が理想です。

・手洗い・消毒後や入浴後は保湿剤を外用しましょう。

・熱すぎる湯船の長湯は避けましょう。40℃程度が理想です。

・体は泡立てた泡で優しく洗いましょう。ナイロンタオルのごしごし洗いは、今すぐやめてくださいね😢

・ご本人がどんなアレルギーを持っているかを検査するのも、予防の一つです。

(→秋 花粉の季節再到来! ~アレルギー検査39項目セットを行っています~

どうしても乾燥やかゆみ・湿疹が治らない場合は、皮膚科医へご相談ください。

次回は、保湿剤の塗り方や工夫などをお話していきたと思います!