秋の予防対策 ~乾燥対策その2~保湿剤を外用しましょう

こんにちは。柏市明原ヤマ・クリニック、皮膚科医の甲斐やよいです。

前回は生活の中での乾燥予防のお話でした。

今回は、保湿剤の塗り方と工夫についてお話しします。

手洗い・入浴後は5分以内に保湿剤を!

保湿剤は皮膚から水分が逃げないように「ふた」をする役割があります。

ですから、手洗い後や入浴後などの皮膚が水分を吸収している状態のうちに、ただちに保湿剤を外用すると保湿効果が高まります。目安は5分以内です。

秋・冬はクリームタイプか軟膏タイプの保湿剤を!

保湿剤は基本的に、

フォーム→ローション→クリーム→軟膏

の順に保湿力が高まります。

乾燥肌が気になる秋・冬の季節はクリームや軟膏タイプのものを選ぶと良いでしょう。

ただし、続けて塗っていただくことが大切です。

ご自身の肌に合う、使いやすいものを選びましょう。

さっぱり感を目指す方はフォームやローションがよいでしょう。

お子さまの入浴後の保湿は、短時間勝負ですから、やはりフォームやローションを選んでも構わないと思います。

塗る量の目安

人差し指の第一関節ぶんの量で、手のひら2枚分の面積に塗ることができます。

軟膏・クリーム:人差し指の第一関節分の量

ローションタイプ:1円玉1個分の量

手のひら2枚分の面積を目安に塗り広げてください。

手のひらを使って、こすらず、優しく塗り広げます。

皮膚がテカる程度でちょうど良いですよ。

薄くのばしすぎず、ご自身が思っている以上にたっぷり外用しましょう!

以上、2回に分けて乾燥肌の予防対策のお話をしました。

ぜひ、日常生活の中に毎日のスキンケアを取り入れていただければと存じます。

お肌のお悩みがございましたら、なんでも、皮膚科医へご相談ください。