呼吸器内科と皮膚科で花粉症の治療を行っています
こんにちは。柏市明原 ヤマ・クリニック 皮膚科医の甲斐やよいです。
関東は2月上旬からスギ花粉のシーズンに入ります。3月中旬頃がピークで4月、長い方はGW開けくらいまで症状が続きます。
今年の花粉飛散量は例年並みと予測されています。昨年春の花粉飛散量が例年より少なかったので、昨年の春に花粉症の症状が弱かった方も2021年の春は注意が必要です。
花粉症の鼻の3大症状は、鼻水・鼻づまり・くしゃみ、目の3大症状は、目のかゆみ・充血・流涙 です。
そのほか、皮膚のかゆみ、のどのイガイガ感、熱っぽい感じなどを訴えられる方もいらっしゃいます。
その皮膚のかゆみを「花粉皮膚炎」とよびます。あまり聞き慣れないですね。
花粉が目や鼻の粘膜に付着し、抗原抗体反応を起こし上記のような諸症状を引き起こすのと同様に、皮膚に花粉が付着することで症状が出現します。
首、顔、目のまわりに赤みとかゆみが出現します。ほてり感や灼熱感を伴うこともあります。とくに目のまわりは皮膚が薄いので、じんま疹の様な強いむくみと赤みで発症することもあります。
花粉症の治療は保険診療となります。
ご症状に合わせ、ステロイド外用剤、点眼薬、点鼻薬、内服薬(抗ヒスタミン剤や抗ロイコトリエン薬)などを組み合わせていきます。
当院では、呼吸器内科医と皮膚科医が常勤しており、双方からアプローチすることができます。お困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。