継承2周年

こんにちは。柏市明原、ヤマ・クリニック 皮膚科医の甲斐やよいです。

受付や診察室で「そろそろ2年になりますね」とお声かけがあったりお花をいただいたりすると、ほんの数年前までの、先代ならではの独特な雰囲気が懐かしく思い出されます。その一方で、お声かけくださった方々が変わらず元気で、何よりだなぁと嬉しく思います。

今年は、初頭にクリニックの外壁工事をしました。開業当初の雰囲気をこわさず、ほぼ同じ色調を選んで外観を整えました。

私たちのクリニックは、先代のお気に入りの、銀座のとある老舗喫茶店から着想を得てデザインされています。着工に先立っては設計士さんを実際にその喫茶店に連れて行き、こういう風にしたいんだ、と話をしたのだそうです。絨毯や照明、内装の色調などは、すべて、その喫茶店を模しています。もう外してしまいましたが、以前に正面にかかっていた外看板のつくりも、お店のものと同じでした。

先代が気に入っていたその喫茶店には、ご時世柄めっきり行かなくなりましたが、外の喧騒からいざ小さな扉を開いて店内に入ると、そこだけゆったりと別の時間が流れているような雰囲気がありました。

クリニックが喫茶店をイメージして作られたというのは、ナンセンスで、いかにも先代らしいのですが、患者さんにとって病院はつい緊張してしまう場所なので、自分が気に入ったあの喫茶店のように少しでもくつろげる場所にしたかったのではないか…そしてその空間で日々の大半を過ごす自分も、ゆったりとくつろいで過ごしたかったのではないか…と思うのです。

そんなマスター(先代院長)が席を外して2年になりますが、先日ひょっこり戻ってきて、「おーい、始めるぞ、カルテ持ってこーい」と声がかかり、さて私はどの部屋で診療しよう⁈と慌てる夢をみました。

この一年、とくに皮膚科に関しましては、患者さまやスタッフのみなさまの優しさや支えがあってこそ診療を続ることができたと思っています。ありがとうございます。

これからも、困ったときに思い出してもらえる、身近な頼れるかかりつけ医でありつづけられるよう、努力してまいりたいと思います。引き続き、どうぞよろしくお願いします。

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