巻き爪について

こんにちは。柏市明原、ヤマ・クリニック 皮膚科医の甲斐やよいです。

巻き爪で足が痛いときに何科を受診したらよいか?と迷う方もいらっしゃるかと思います。

爪も皮膚の一部ですので、爪のお悩み全般は、皮膚科にご相談いただいて大丈夫です。

今回は巻き爪についてお話します。

○巻き爪とは○

医学的に陥入爪(かんにゅうそう)とよびます。爪を横から見るとひらがなの「つ」の字や「の」の字になっている状態です。

○陥入爪の原因○

爪に不適切な力がかかると、爪が巻いてきてしまいます。

原因には次の3つが考えられます。

①靴のサイズ

窮屈な靴や先端の尖った靴を履くと、爪に靴が常に当たり、爪が巻いてきてしまいます。大きすぎる靴も、靴の中で足が段々と前に詰まっていき、親指の爪の辺りが締め付けられ、爪の端が巻いていったり、皮膚に食い込んだりしてしまいます。

②歩き方

正しくない歩き方を続けた場合も、足の親指に無理な力がかかり、陥入爪のリスクが高まります。

③爪の切り方

深爪も原因の一つです。短い爪にしておくと爪の先の皮膚が隆起していきます。爪が伸び始めると特に爪の角が皮膚に食い込みやすく、炎症と痛みを伴います。皮膚が隆起することで、爪の伸長を妨げてられ爪が巻いていくこともあります。

○陥入爪の治療○

治療は様々にありますが、当院では、

①抗菌薬の内服とステロイド剤外用塗布

②テーピング法

③巻き爪矯正治療(自費診療)

④部分抜爪手術

をご提案しています。症状を見極めたうえで、患者さまの意向もうかがい、治療方法を決めていきます。

ですが、そもそも、巻き爪にならないのが1番ですね。

病気は予防が大切です。患者さまに合った爪の切り方と、歩き方や靴の調整について、お話しております。

前の記事

インフルエンザの流行に備えて

次の記事

謹賀新年